改修工事を伴う踏切結線図作成システム

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概要

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近年、鉄道の高速化、輸送力増大が促進され、線路配線の状態が変わり、それに伴って踏切の鳴動制御回路の改修が増加している。制御回路の改修には、改修状況を明記した複雑な改修図面を作成する必要がある。この作業を支援するために、自動的に改修図面を作成するプロトタイプシステムをパソコン上に開発した。制御回路を作成するに当たっては、線路図と制御回路の関係が定められている踏切保安装置標準結線図を用いて行われる。本システムでは、この関係を登録することで、線路図面作成CADを用いて入力した図面から、改修前後の制御回路を推論し、その回路を比較することにより改修図面を生成する。また、システム設計は、線路上の設備をそのままオブジェクトと捉えることが容易に行えるので、オブジェクト指向設計を取り入れた。
一般社団法人情報処理学会の論文
1994-09-20

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