修正ブラウン法の重根を持つ4次方程式への応用
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概要
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4次方程式が含む4つの解の絶対値が桁違いに異なるとき、通常のブラウン法の計算手順で4つの解を求めると、絶対値最大の解の精度はよいが、絶対値の小さい解の精度は、小さければ小さいほど悪くなり、極端な場合には誤差のみの解が得られる。昨年、この欠点を修正した新しい計算手順を発表した。しかし、4次方程式が重根を含む場合、3重根では、1/3の精度、4重根では1/4の精度、2重根を一つ含む場合では1/2の精度が得られるが、この方法でも4次方程式の解に2重根が2つ含まれている場合には、本来、計算桁数の1/2の精度が得られるはずであるが、1/4の精度しか得られないので、今回、更に前回の修正に加えて、変数変換によるアルゴリズムの修正をしたブラウン法を提案
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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