動的マルチメディア文書の構造化記述方式
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概要
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動画や音声、静止画を含む動的マルチメディア文書の利用は、近年のハードウェアの進歩やオーサリングツールの開発にともない、CAIやプレゼンテーションの分野への普及が期待されている。しかし、実用規模のマルチメディア文書の開発にはまだ莫大な開発工数が必要であり、立ち上がりが遅れている。我々は、「CD-ROM版英語ヒアリング教材」の開発を通じて、メディアの位置や提示タイミングを記述したシナリオをテンプレート化し、再利用することが大規模マルチメディア文書のオーサリングに有効であることを確認した。さらに、位置やタイミング等の表現形式だけでなく、論理構造も抽象度の高い形式でテンプレート化する必要があるとの認識も深めた。そこで、本稿では上記テンプレートを容易に実現する動的マルチノディア文書の構造化記述方式について提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
-
小川 隆一
日本電気(株)
-
田口 大悟
NECインターネットシステム研究所
-
小川 隆一
NEC ヒューマンメディア研究所
-
原田 浩明
NEC USA INC.
-
小川 隆一
NEC情報メディア研究所
-
田中 栄市郎
NEC情報メディア研究所
-
田口 大悟
NEC情報メディア研究所
-
原田 浩明
NEC情報メディア研究所
-
BOTAFOGO Rodrigo
NEC情報メディア研究所
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