体積ゼロ4面体を用いた形状モデリングにおける形状演算
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概要
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ソリッドモデルは,Object OrientedモデルとSpace Orientedモデルに大別される.前者は形状に対するコヒーレンス性に,後者は空間に対するアドレッシング性,ユニーク性に優れている.両者は本質的に異なる特性を持ち,二者択一的ではなく互いに補完的なものである.そこで,上記の両特性を1つの形状表現で合わせ持つことができれば最も望ましい.要素図形に4面体を用いる形状モデルは,このような可能性を持っている.しかし,4面体モデルは,形状演算などを行なうと,4面体の分割が3次元的に起こり,4面体の数が非常に増大するという大きな欠点がある.筆者らは,このような課題を体積ゼロ4面体により解決した.ここでは,これを用いた形状演算のアルゴリズムについて提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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