計量経済知識システムの開発
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概要
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計量経済分析には,変数データの処理から,モデルの作成・推定,推定結果の統計的検定・経済学的な符号条件の吟味を経て,モデルによるシミュレーション及び予測に至る分析の流れがある.これらの作業を行うためのシステムとして,「計量経済モデリングシステム(EMS)」が実現されている.我々は,EMSに,計量経済分析の一連のプロセスに関する知識,及び計量経済モデルの意味やモデルの推定結果の解釈の仕方などに関する知識を付け加えて,計量経済分析のためのエキスパートシステムとしての「計量経済知識システム」の開発を進めている.本稿では,これら2種類の知識を用いての,計量経済の支援の方法について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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