分布関数を用いた回帰ベースモデルの確信度について
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概要
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不確実性推論において,知識の確実さを表現する信頼性係数(確信度)は,統計的に推定された数値を用いると,客観性が高まることが指摘されている.客観的な確信度の決め方に関しては,命題の真偽についての確信度の区間推定に関する研究がなされている.また,関係の程度に関する主観的な知識表現として,経済モデルに関するウェイト付きルール表現がある.本研究では,回帰モデルの推定結果に基づいて,関係の程度に関する客観的な確信度の決定を試みている.本稿では,以下において,単回帰モデルに相当するモデルと,その拡張モデルとしての5種類のモデルについて,確信度の求め方,知識表現方法,及びモデルに基づく推論について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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