計量経済モデルの作成における探索空間の縮小方法について : 単一方程式モデルの場合
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概要
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計量経済モデルに採り入れられる説明変数は,前もって確定されていないことが多い.この説明変数の決定は,モデルの推定結果の評価によって事後的に行われるため,採択されない結果となるモデルの推定作業をも行う必要性が生じる.モデル作成を,採択されるモデルという解を探索する過程と考えると,この探索空間(状態空間)を予め限定し,その探索範囲を縮小することによって,不要なモデルの作成を省略し,モデル作成のコストを削減できる可能性が出て来る.本稿では,計量経済モデルの作成過程における,この探索空間の縮小方法について検討する.最初に,妥当なモデルの基準について述べる.次に,探索空間の縮小方法について述べる.最後に,探索空間の縮小例について述べる.[table]
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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