索引を考慮した準結合によるデータベース質問処理
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概要
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データベースの質問処理において最もコストのかかるものは結合処理である.準結合を用いると分散システムでは結合コストを下げることができる上に,結果の関係を分解した形で求めることができ,実際の結合コストをかなり削減することができる.しかしながら索引の有無により準結合のコストが異なるため,コストの軽減のためにはこの条件を考慮に入れるべきである.本稿では,我々が先に行った処理に方向性のある関係に関する結果をさらに一般化して索引を考慮した準結合の方式について述べる.また,データの転送量を主要なコストとしたときに考えられる処理の方向性,巡回質問を木質問に変換したときに生じる方向性について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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