生成形式の関係を含む関係データベースの準結合を用いた質問処理
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では,関係データベースにおいて関係の一部が生成形式で表現される場合の,準結合による木質問処理の方法について検討している.関係が表形式のみで表されている場合は,準結合によって効率よく木質問を処理できる.しかし,生成形式の関係は値を得るのに方向性を持つために,この方法をそのまま用いることができない. また生成形式の関係は,質問処理時に個々の値に対する計算を行う,つまり表形式に変換する必要がある.この変換は,生成形式の処理の方向が準結合の方向と同じであれば準結合処理として行うことができ,処理の効率化に有用である.そこで質問木から,処理コストを最小にする根節点を求める方法について述べる.また,処理の方法についても簡単に述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
関連論文
- 実時間データベースに適した二相施錠方式
- マルチメディア地理データベースにおける文字配置の自動化
- 索引を考慮した準結合によるデータベース質問処理
- 生成形式の関係を含む関係データベースの準結合を用いた質問処理
- A Two-Phase Locking Mechanism Avoiding Deadlock for Read-Write Confliction
- 処理の方向性を考えた関係データベースの質問処理