密結合マルチプロセッサ用階層構造OS MUSTARDにおけるUNIX核の実現
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概要
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MUSTARDは,V60/V70で構成される密結合型マルチプロセッサ・システムをターゲットとする.本システムは,シングルプロセッサの交換機システムなどでの利用実績をもつ組込みシステム用リアルタイム核RX616と,UNIX核を組み合わせたRX-UXを,マルチプロセッサ化することにより実現されている.MUSTARDもRX-UXと同様,UNIX核をリアルタイム核RX616の上に構築しており,基本部分を下位OSであるPX616に依存し,ファイルサーバ機能等を上位OSである,UNIX核に依存している階層構造OSである.MUSTARDのリアルタイム核部の特徴とマルチプロセッサ上での実現については,すでに報告されており,本稿では,UNIX核を,マルチプロセッサ対応に機能拡張した時に採用したUNIX核の排他制御の実装について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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