種々のハードウェアに適用可能な密結合マルチプロセッサ用OS MUSTARD
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概要
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シングルプロセッサ構成の組込み型システムを密結合型マルチプロセッサ(TCMP: Tightly Coupled MultiProcessor)用に拡張するためには、スヌープ・キャッシュなどによるメモリ・インタフェース部の改造が必須となるが、これはプロセッサ・ボート内だけの小規模なハードウェア改造であり、ソフトウェアに対する変更も少ない。これに対して、バス構造、I/Oモデル、割込みモデルなどの変更は、ソフトウェアを含めたシステム全体への影響が大きく、組込み型システムにおいてスループットを短期間で向上させるためには、これらの変更なしにTCMP型に移行できることが重要となる。本稿では、理想的なハードウェアを持つTCMP型システムと、従来のシングルプロセッサ用ハードウェアをベースにしたTCMP型システムの両方をサポートするようなOS構造について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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