プログラムパブリッシングシステム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
システム開発では、実際のプログラム開発以上に、多くの関連文書の作成が要求される。こうした文書作成の必要性は、プログラムの作成よりも保守が多いこと及びプログラムリスト自体の読み難さに起因する。また、開発の各段階においても、テスト・検討を完成まで何度となく繰り返し、更にシステムが完成・起動してからも、問題点の修正・改善が繰り返し行われる。この間常に、各段階毎に文書を事細かに作成しているのが現状である。その結果、(1)文書の大量発生を招き、(2)文書作成に長時間を費すという問題に加えて、(3)プログラムと文書の内容が食い違うという間題が発生している。これらの問題は、すべて一つの情報がプログラムリストと文書の二つに記録されることから発生する。そして、問題解決の方法は、この二つに分かれた情報を一つに統合することにある。このような現状を解決すべく研究中のプログラム・パブリッシング・システム(PPS)について報告する。以下、2.では、これまでの関連研究を振り返り、本研究の位置付けを試みる。3.では、PPSシステムの出力設計について述べ、4.では、システム構成について述べる。最後に5.で、PPSシステムの今後の課題について述べ結びとする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
-
芝野 耕司
東京国際大学商学部所属
-
芝野 耕司
東京国際大学 商学部 経営情報学科
-
木原 一夫
東京国際大学商学部経営情報学科
-
綿木 輝
東京国際大学商学部経営情報学科
-
相沢 栄男
東京国際大学商学部経営情報学科
関連論文
- マルチメディア著作権保護のための PGP を用いたシグネチャーマスキング法
- Drag and Dropを用いたSQL問合せの生成
- バーチャルライブラリへの試み
- お節介データベースにおける問合せ処理
- Document Query by Example文書の例示検索
- マルチメディアスクリプティング環境におけるアイコンプログラミング
- WWWサービスに対する構造をもった全文検索サポート
- 一般講義支援の電子ホワイトボードシステム
- アイコン化とスクリプトエディタを備えた教育用AV制御システム
- ネットワークを利用したビジネスゲーム
- コンピュータ支援によるオーディオビジュアルランゲージラボラトリ(CAVLL)
- SGMLの現在 (特集:編集工学-DTPとSGML-)
- アニメーテッドファインダへの試み
- プログラムパブリッシングシステム
- モーフィング付きスケルトントゥイーニング
- 仮名漢字変換システムの現状
- エディタ設計のためのユーザビヘービアの評価 : インテリジェントエディタCLOEの設計
- エディタ設計のためのユーザ・インタフェース評価 : インテリジェント・エディタCLOEの開発
- robot と Hot Sauce を用いた個人 Home Page 環境管理
- 3.マルチメディアデータベースSQL/MMの標準化 (データベース関連技術の標準化)
- 2.SQL-92の追加機能とSQL3 (データベース関連技術の標準化)
- SMDLからMusic TEXへの電子化テキストの変換
- MIDIインプロバイザーの作成
- デ-タベ-ス言語SQLのフル言語拡張 (新しいデ-タベ-ス技術論文特集)