日本語解析を用いたフルテキストサーチの実験
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概要
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文書の電子化が進められ大容量のデータベースが構築されている。ワープロやOCRの普及により、大量の文書テキストがコード化されるにつれフルテキストサーチによる文書検索が求められている。しかし、単純に全データベースをなめて検索する方式では、データ容量が増すにつれて検索速度が遅くなり、不要データも多く検索されてしまうという問題点がある。そこで我々は、日本語解析を用い、意味のまとまりである単語に注目し、データ容量に左右されず高速に検索する方式を開発した。この解析では、同義語や類語処理も行う。本稿では、フルテキストサーチによる高速文書検索方式の概要と、技術文書を対象とした実験システムの評価結果について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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田野崎 康雄
(株)東芝 情報処理・機器技術研究所
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岩井 勇
(株)東芝情報処理・機器技術研究所
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中本 幸夫
東芝コンピュータエンジニアリング(株)
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岩井 勇
(株)東芝
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岩井 勇
東芝
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田野崎 康雄
(株)東芝マルチメディア技術研究所
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