統合オフィスシステムにおけるアドレス帳機能についての一考察
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概要
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近年、パーソナルコンピュータの小型化、高性能化、低価格化に伴って、オフィスでは一人一台のコンピュータを扱う環境ができつつある。また、これらのコンピュータをLANその他のネットワークで互いに結合し、情報の共有化と迅速確実な情報伝達の手段として使用される例もますます増えてきている。これらのコンピュータをコミュニケーションの手段として考えるときに、その通信を開始するときに必ず必要となるアドレッシングの機能すなわち通信相手の特定を行う機能は非常に重要である。しかしながら現在までのアドレス帳機能は電子メールシステムの付属的な機能としてしか考えられておらず、アドレス帳として備えるべき機能、性能については体系的に論じられた例はない。本稿はアドレス帳機能を通信を行うすべてのソフトウェア、ハードウェアにおいて共通に使用されるべき独立したサービスであるととらえ、その備えるべき機能と実現について考察した結果を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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