SQLに基づく意思決定支援システムエンジン
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概要
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意思決定支援システムDSS(Decision Support System)はオフィス内の計数データを分析加工し、マネジメント(管理者)の意思決定をサポートするソフトウェアツールである。DSSは様々な機能要求を満たすため種々の機能モジュールと高度なマンマシンインタフェースを実装した巨大なシステムとなってきた。システムの肥大化の弊害を避けるため、DSSは(1)様々な分析シミュレーション機能を持つエンジン部分(2)エンジン部分を利用して応用機能を実現する応用処理部分(3)プレゼンテーション/ユーザインタフェース部分の各階層のモジュールを別々に実現する必要性がでてきた[figure1]。一方、DSSは蓄積された過去のデータを分析するためにSQLでデータベースにアクセスしている。そして(1)および(2)の処理は必ずデータベースアクセスの処理を指定するインタフェースを持たなくてはならないことから、(1)と(2)および(2)と(3)のインタフェースとして拡張SQLを適用することを検討した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25