インタオペラブルマルチメディア実装規約の研究開発 : 全体概要
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概要
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情報処理システムの高度化に伴い、文字、図形、画像、音声などの混在するマルチメディア情報を、その形態による取り扱いの差異を意識することなく利用したり、そのような情報を機種の異なる計算機システム間で相互に交換、利用できるようにしようというニーズが高まってきている。通商産業省工業技術院大型プロジェクト「電子計算機相互運用データベースシステム」の研究開発の一環として、計算機システム間における相互運用性を確立するために必要な技術の研究開発が昭和60年度から開始された。このプロジェクトを実施している財団法人情報処理相互運用技術協会(INTAP)の第2専門委員会は、そのうちマルチメディア文書の相互運用性に関する技術の検討と実装規約の開発を行っている。本稿は、この第2専門委員会の検討状況を報告するものであり、検討成果であるマルチメディア実装規約の全体概要について述べる。マルチメディア実装規約の単純文書交換形式の文書構造は文献[1]に、中程度文書交換形式の文書構造は文献[2]に、文字内容体系と日本語関連機能は文献[3]に、ラスタ図形内容体系と幾何図形内容体系は文献[4]に述べられている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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