インタオペラブルマルチメディア実装規約の研究開発 : 国際標準プロフィルとの整合
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概要
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マルチメディア文書を交換するための国際規格ODAに基づいたプロフィルの開発が日本、米国、欧州で進んでいる。日本では、財団法人情報処理相互運用技術協会(INTAP)が、通商産業省工業技術院の大型プロジェクト「電子計算機相互運用データベースシステム」の研究開発の一環として、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託を受けて、ODAに基づいたマルチメディア文書の相互運用性に関する技術の検討とプロフィルの開発を第2専門委員会で行っている。INTAPの開発したプロフィルは、平成元年4月に実装規約として公開され、JIS参考として財団法人日本規格協会から市販された。各国、各地域におけるプロフィルの開発と並行して、国際的な文書交換を実現するための国際標準プロフィル(ISP)開発に向けての調整作業がAOW(アジア大洋州ワークショップ)、PAGODA(Profile Alignment Group on ODA)で進められている。INTAP第2専門委員会では、INTAPのプロフィルを国際標準プロフィルと整合の取れたものとするための検討をすると同時に、AOW、PAGODAを通じて国際標準プロフィルの開発に協力している。本稿は、マルチメディア文書の相互運用性における国際標準プロフィル開発の状況について報告し、INTAPプロフィルとの整合の課題について述べている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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