1.グルタチオン : 歴史と展望(<シリーズ>バイオファクター研究のブレークスルー : グルタチオン)
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概要
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グルタチオン(GSH)はγ-結合を持つトリペプチドであり,その生合成には2種類の酵素が関与している.筆者らは,遺伝子組換え技術を用いて,グルタチオン生合成系酵素の遺伝子を操作し,最終生産物がα-ペプチド系物質でなくても,代謝経路上にあるものなら何でも効率よく微生物生産できることを初めて明らかにした.また,微生物バイオリアクターを構築し,発酵技術,固定化技術,遺伝子操作を総合的に駆使するシンテクノシステム(syntechnosystem)を提唱した.
- 日本ビタミン学会の論文
- 2002-11-25
著者
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