知的システム構築用シェルAUKの構築支援環境 : (2)知的システム構築環境
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概要
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現在,知的システム構築用シェルAUKによる知的システム構築方法論に沿った知職ベース開発環境を開発している.この方法論は,知的システムをトップダウンに構築してゆく手法を採っている.したがって,本環境は,トップダウン的な構築が行えるような機能を取り入れている.ところで,知識獲得支援ツール等に代表されるような,漠然とした知識から体系的な知識へとグループ化してゆく過程を支援するツール類が発表されているが,これは,システムをボトムアップに構築してゆく手法であると見なすことができる.本論では,前者の構築方法論に沿ったトップダウン的な構築支援環境であることを説明し,さらに,その一部機能としての知識ベースの入力法,および,知識ユニット(AUKにおける知識モジュール)のテスト法を支援する機能も併せて報告する.また,知識システムの一般的な構築過程が報告されているが,本環境では,構築過程の各フェーズの段階をなくすような,いわゆるフェーズレスな環境を実現している.これについても以下で説明してゆく.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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藤村 茂
横河電気(株)高度制御技術部
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藤村 茂
横河電機株式会社
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富田 昭司
横河電気(株)オープンシステム研究所
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富田 昭司
横河電機株式会社
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桑原 修二
横河電気(株)オープンシステム研究所
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桑原 修二
横河電機株式会社研究開発4部第2研究室
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