パソコン用3次元グラフィックスボードの開発
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概要
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グラフィ ックス機能は、高度なマンマシンインタフェース実現の為に、ますます重要となってきている。現在、パソコンにおいては2次元ピットマップグラフィックスが主流であり、3次元グラフィックスは高価な専用ワークステーションでしか利用できない。しかし、より高度な3次元グラフィックス機能を備えたマンマシンイソタフェースは、今後、低価格なパソコンでこそ重要になってくる。我々は、パソコンでの高速な3次元グラフィックス表示を実現することを目的に、隠れ面処理とシェーディング処理を行う3次元グラフィックスプロセッサMN8502(HSSP)を開発し、それを用いた3次元グラフィックス動画システムCUBEを開発してきた。今回、CUBEの実用化を目指して、HSSPと2次元ピットマップ・グラフィックスプロセッサMN8510(EDPU)を用いたパナコムMシリーズパソコン用の3次元グラフィックスボードμCUBEを開発したので、その設計方針、実現手段及びシステム構成について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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杉村 敏夫
松下電器産業(株)半導体研究センター
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西澤 貞次
松下電器産業(株)情報通信関西研究所
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杉村 敏夫
松下電器産業(株)情報通信関西研究所
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西澤 貞次
松下電器産業 マルチメディア開セ
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若山 順彦
松下電器産業(株)情報通信関西研究所
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前信 潔
松下電器産業(株)情報通信関西研究所
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