『三才児』による図形を用いた知的コンサルテーション
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概要
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既に発表済みの『三才児』は,辞書や文法知識をほとんど用いずに,簡単な自然言語理解と簡単かつ柔軟な質問応答をする知識検索システムであった。特徴は,従来の自然言語解析が膨大な辞書と文法知識を用いた厳密な解析をしていたことに対して,解析対象の日本語を実用上不便を感じない程度の範囲に限定することで,限定範囲内の意味ならばそのまま汲み取るという独自の解析手法を用いていることである。そして独自の曖昧検索手法と相補って,実用的な知識検索を実現している。我々は今回,社内で要望の多かった図形によるコンサルテーション機能を,この『三才児』に追加した。本論文では,この追加機能の概要を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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