HDDパワーマネージメントの一手法
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概要
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ノートパソコンのような電池駆動のシステムでは,電池寿命を伸ばす観点から,使用していない装置の電源を切ることが行われてきている.特に,HDD(ハードディスクドライブ)は比較的多くの電力を消費するため,使用されていない時に装置の電源を切ることは有効である.しかし,HDDは,電源が切られている状態から実際に使用可能な状態になるまで数秒を必要とするため,ユーザがいざ使用する時になって待たされることになる.電池寿命は長くなるが,ユーザビリティは低下する.本論文では,キー入力やポインティングデバイス操作などユーザの入力をモニタすることにより,ユーザがHDDにアクセスすると予測される場合には,あらかじめHDDの電源を投入することにより,ユーザビリティを損なうことなく,HDDのパワーマネージメントを実現する方法を提案する.
- 1995-09-20
著者
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