塩橋的イオンチャンネルの線路的,回路的基本構造について(情報的感性対応システム系の基礎的部分素子系として)

概要

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人間の情報的感性に対応する人工的システムの構築を考えている。先ず,ハードシステムとしての回路系を考え,その上で,その言語系であるソフトシステムを考える。ハードシステムは線路の回路接続系である。その実線路系としては(線路系としては他に,人間の意識機能にかかわる,特性パタン線路系もあるが),先ず,基礎として,電流とか光とかの伝わる,物理的回路系の成分系としての線路系と,次に,生物的伝送の基礎系としての,電気化学的線路,いわゆるイオンチャンネル系がある。この線路系が接続されて回路システムとなり,一つは,カオス系を含む「非線形フィルタ系」と,他に,ニューラルネット,現在のコンピュータハードシステム等を含む「シーケンシャルフィルタ系」につながる。今回は,流路系としての塩橋的イオンチャンネルの線路的機能,回路的接続系の基礎的な事柄について考える。先ず,TEM伝送モード系における分布定数系としての結合線路系,次にネットワークトポロジーにおける基礎接続回路網としての,4点回路網:N4系を底に考えた。N4系は平面的な3叉路系でもあるので,今回は,流路的結合についても,平面的な3叉流路系を,基礎系として考えた。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

塩橋的イオンチャンネルの線路的,回路的基本構造について(情報的感性対応システム系の基礎的部分素子系として)

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