ATM網の動画像通信におけるバーストトラヒック制御
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概要
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MPEGの動画像通信は将来のATM網の重要なアプリケーションであり,ビデオ・オン・デマンド,テレビ会議,グループウェアなどのさまざまなサービスが期待されている.MPEGの可変レート伝送ではトラヒックが非常にバースト的になることが知られており,バーストの種類としては,GOP(通常15フレーム)に1度現れるIピクチャバーストと,動きの激しい画像やシーンの切り替え時に現れるシーンチェンジバーストの主に2種類である.このトラヒックをATM綱で伝送するにあたっては,遅延時間,セル損失率等の品質を保証するために端末側で送信レートの制御を行なう必要がある.本稿では,バーストの発生を端末で検出し交換機に対してバーストレベル帯域を要求することによって,セル損失と遅延時間の双方を保証することのできる制御方式を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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