wwHww : 分散協調型アプリケーションフレームワーク(1) : システム構成法

概要

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近年の急速なネットワークの普及は、それを利用するエンドユーザの数を増加させている。高度情報化社会への対応としてネットワークが整備されると、それを利用したサービスが企業あるいは行政から提供されるようになる。しかし、各企業・行政の業務専門家が独自にシステムを開発しエンドユーザに提供した場合、エンドユーザは様々なインターフェースを覚えなければならない。また、その数の分だけのシステムが必要となる。現在、グループウェアやエンドユーザコンピューティングを目指すツールが研究されているが、ツールの汎用性と使いやすさの兼ね合いが難しい所である。我々の進めているwwHwwプロジェクトでは分散オフィスシステムに注目し、オブジェクト指向概念を拡張した統一的な通信プロトコルを開発し、「業務専門家には作りやすく、一般のエンドユーザには使いやすいシステムを提供しようと研究している。本稿では、クライアント/サーバモデルをベースとしたシステムwwHwwの構成法について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-03-15