動作要素に基づく手話認識方式の検討
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概要
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筆者らは聴覚障害者と健聴者のコミュニケーションを支援するための手話認識システムの研究を進めている。筆者らのこれまでの方式では、手話単語に対応する標準パターンをシステムに記憶し、それらのパターンと入力されてきた手話パターンとを照合するという方式を採用していた。しかし、この方式では、(1)文脈に依存した手話の変化を柔軟に認識できない、(2)標準パターンの格納効率が悪い、という問題がある。本稿ではこれらの問題を解決するため、手話を動作要素に分解し、動作要素を単位として認識を行なう方式を提案する。さらに、基本的な動作要素の認識実験を行ない、必要な動作要素の検出が可能であることを示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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