新聞記事データベースからの話題の抽出
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、新聞記事データベース、あるいは、論文データベースなどの巨大なデータベースが整備され、それらは、非常に有用な情報の宝庫となっている。また、近年のネットワークの発達により、World Wide Webなどを通じてネットワーク上の多種多様な情報にアクセス可能になってきた。このような種々雑多で膨大な惰報源に対しては、まず、「何を探すか」以前に「何があるのか」を知ることが検索者にとって検索を進めるための有効な指標となる。従来のキーワード検索システムが対象にしてきたのは、探すものが明らかである場合、それをどう効率良く探すかという問題であり、「何があるか」を探るための効率的な手段を提供していない。本稿では、大局的に情報全体を概観するために、時間軸における特異点を求めることによって、恒常的な事象を排除し、異質な事象を抽出し、それらをわかり易く提示する手法を提案する。本稿では、特にこの手法を新開記事システムにおいて適用した例を示す。新聞は、日常の杜会のできごとを伝えるものであるが、そこでは、時間を次元とした特異点は一般に「話題」と呼ばれる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
関連論文
- 大規模日本語テキストからの依存構造の抽出
- 情報検索システムにおける効果的なナビゲーション機能の提案
- 電子図書館IV : ナビゲーションシステムプロトタイプ
- 電子図書館III : Information Outlining : 触ってわかる情報の輪郭
- 電子図書館II : 基本設計
- 電子図書館I : 将来像
- コーパスからの対訳辞書の半自動生成
- 抄録からのキーワードの自動抽出
- 抄録からのキーワードの自動抽出
- 抄録からの主題文の自動抽出
- 構文情報を用いたキーワード抽出
- サイト・アウトライニング : インターネットからの情報収集と可視化技術
- テキスト情報の可視化を利用した情報検索(「ビジュアルな情報検索」編集にあたって)
- 個人適応型情報検索システム : 個人の興味を学習する階層記憶モデルとその協調的フィルタリングへの適用
- テキストデータを用いた問題の早期発見手法(意味表現・データマイニング)
- 新聞記事データベースからの話題の抽出II-話題の構造の解析
- 新聞記事データベースからの話題の抽出
- 情報量から見た自然言語処理システムに対する考察
- 漸進的学習機能を備えた日本語形態素解析
- テキストからの知識獲得支援ツール
- IBMプロフェッショナル論文 コールセンターのログデータを用いた製品等の不具合の早期発見
- 情報獲得のパラダイムとしてのInformation Outlining (「1997年情報学シンポジウム」プログラム--人と情報学の調和をめざして) -- (マルチメディア技術2(情報の高度利用に向けて))
- 事例の一般化による機械翻訳