ソフトウェア開発支援システム(SDSS)のチャート編集におけるモジュール化の一手法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ソフトウェアの生産性向上のためには、プログラムの設計からテストまでを一貫して支援するとともにソフトウェアの再利用を促進するソフトウェア開発支援システムが有効である。筆者らは、それをソフトウェア開発支援システム(SDSS)の構築により実現した。SDSSの中のチャート編集ではHCPチャートを使用しているが、HCPチャートはプログラム論理を階層的にわかりやすく表現するのに有効である。チャート編集の最も大きな特徴は、HCPによる概略/詳細チャートをMS-WINDOWSを用いて実現している点と、図1のような"モジュール外部仕様"といった他の設計書を同時に見る事ができる点にあるが、従来のシステムにあるようなモジュール化の機能はなかった。本論文では(1)階層の深いHCPチャートが見にくい。(2)文書出図の際に紙からはみでる。(3)複雑なCソースコードをチャート生成機能で、チャートにもちあげた時、階層が深いと全部表示されない。といった問題を解決するための「モジュール化」機能をMS-WINDOWS上で実現するための一手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
-
山口 正博
東芝ソフトウェアエンジニアリング(株)
-
藤井 諭
松下通信工業(株)技術本部
-
高柳 雄一
松下電器産業(株) 東京研究所
-
山口 正博
松下電器産業(株) 東京研究所
-
藤井 諭
松下電器産業(株) 東京研究所
-
清岡 弘
松下通信工業(株)
-
高柳 雄一
松下通信工業(株)技術本部
関連論文
- DTPにおける罫線機能の実現
- ソフトウェア開発支援システム(SDSS)のチャート編集におけるモジュール化の一手法
- ソフトウエア開発支援システムSDSSにおけるチャート編集機能
- ソフトウェア開発支援システムSDSSの全体構成
- ソフトウェア開発支援システムSDSSにおける文書生成機能
- CASE統合化技術を用いたソフトウェア開発・管理方法
- CASE統合化技術を用いたソフトウェア開発・管理方法
- CASE統合化技術を用いたソフトウェア開発・管理支援方法
- 事例プログラムの開発におけるオブジェクト指向と手続き指向との比較
- ソフトウェア開発支援システムSDSSにおけるテスト支援機能
- ソフトウェア開発支援システムSDSSにおけるCASE統合化