複雑さの尺度に基づく欠陥モジュールの判別方法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
計画的なソフトウエアの品質管理を行うためには,開発プロセスのできるだけ早い段階でのモジュール品質の判別が必要となる.本検討では,ソースコードの複雑さから欠陥モジュールを判別する判別分析モデルにおいて,判別効率を更に向上するための,判別群境界の設定方法を提案する.群境界は, Wilksのへ統計量を応用して設定する.これより,欠陥数(fault)の大小によリモジュールを2群に分ける場合の群境界設定の暖昧さを排除できると共に,プログラム分割等のための,複雑度の合理的基準値を見いだすことができる.本判別モデルの妥当性を実験により検証している.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-03-07
著者
関連論文
- ソフトウェア品質分類木の生成・評価方法
- 流用率と流用部・改造部間のインタフェースの複雑さによるソフトウェア保守品質評価方法
- ソフトウェア品質を評価する複雑さのメトリックスのプロジェクト非依存性の検証
- C言語ソフトウェア保守工程におけるHalsteadのソフトウェアサイエンス計測と障害密度との関係の分析
- モジュール相互間の関係複雑度に基づくソフトウェア品質評価モデル : ネストによる例題
- 判別効率によるソフトウェア品質判別モデルの評価方法
- 複雑さの尺度に基づく欠陥モジュールの判別方法
- 母体からの影響を考慮したソフトウェアコスト見積りモデルのAICによる構築
- ネットワ-クア-キテクチャ (情報ネットワ-ク特集) -- (情報ネットワ-クの基本技術)
- 応用向きプロトコルの複合制御方式の検討
- 高度通信処理制御パッケ-ジプロトタイプ
- 計算機システムの性能評価支援環境の高度化
- オブジェクト指向に基づく分散ソフト開発・管理支援環境
- ソフトウェア生産性評価システムの開発 (ソフトウェア開発環境高度化の展開)
- OSI--開放型システム間相互接続-1-OSIの基本概念
- INS 複合プロトコルの設計原則