WorkDesk : New-SWB利用者インタフェース
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概要
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東芝府中工場では産業用コンピータ・システムのソフトウェア生産支援として、現在当社AS-3000シリーズを中心に、EWSをネットワークで接続した分散処理環境のNew-SWBシステムを構築している。EWSはマウスによるアイコン操作と、マルチウインドウによる複数情報の表示といった、非常に使い易くかつ情報の再利用に便利なマンマシン・インタフェース機能をもっており、従来のコマンド・ベースの環境では考えられなかったような人と計算機の関係を構築できる。本発表では、このEWSを使ったNew-SWBシステムの利用者インタフェース(以下、WonkDeskと称する)の考え方とその実現形態について説明する。従来のソフトウェア生産支援システムでは、各ソフトウェア開発作業(設計,プログラミング,試験など)を支援するツールをコマンド・ベースで提供してきた。しかしながら図1に示すように、ソフトウェアの生産においては直接的なプログラムを作成する作業だけではなく、関連ドキュメントの作成や、管理者からの作業指示の受け取りおよび作業結果の報告、作成プログラム,ドキュメントのプロジェクト・マスタへの登録・払出、レビュー他のミーティング参加などのOA業務も行っており、その比率は6:4程度であると言われている。従って、今後の支援システムではこれらの作業も同一のワークステーション(以下、WSと称する)で実行できるような環境と、利用者インタフェースが必要となる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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