New-SWB 画面設計支援ツール/PICtools
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概要
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計算機制御システム分野では、"人間"と"計算機"間のインタフェースとして、CRTディスプレイ装置に表示する画面がさらに重要視され、その量が増えるとともに表現のし方も複雑化・多様化している。 例えば、大規模システムにおいては、使用画面数は1000枚にも達する。そこで、画面の作成作業、つまり、(1)画面仕様書の作成、(2)画面データの作成、(3)画面の保守、などに、多大のマン・パワーを要している。 当工場では、このような背景の下、計算機制御システムで使用される計算機(実機)TOSBAC G8000シリーズ上に、CRT管理システムCMSを構築し、画面記述言語PDLと対話型エディタにより、上記(2)および(3)の作業の効率化に成果を上げてきた。この度、当社のEWSであるAS3000上に、統合化されたソフトウェア開発環境New-SWBを構築する中で、その1ツールとして画面設計支援ツールPIC-toolsを開発し、画面仕様書の作成(上記(1))の効率化および実機に依存しないクロス開発環境を実現したので、その構成・ねらい・特長などの概要を紹介する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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