モジュールのリンクによるジャクソン法の仕様の詳細化
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概要
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本稿は,入出力のデータ構造に基づく詳細化法の一つであるジャクソン法をモジュールのリンクにより半自動化する手法について述べる.ジャクソン法では,入出力のデータ構造を連接(SEQUENCE),繰り返しITERATION),選択(SELECTION)の3つのタイプによって記述し,これらのタイプからプログラムの制御構造を作る.また,入出力データの対応関係から出力データをうる手続きとして仕様の詳細化を行う.この方法は,入出力間のデータ構造が一致(対応)する場合に有効であるが,一致しない場合には,入力のデータ構造を出力のデータ構造に一致する中間のデータ構造に変換する必要がある.本稿では,入出力間のデータ構造が一致しない場合に,データ構造変換モジュールと制御構造生成モジュールのリンクの手法により,入力のデータ構造を出力のデータ構造に一致する中間のデータ構造に変換し,この後手続きモジュール,プログラム変換モジュールを用いて詳細化する手法を与えている.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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