論理的意味論に基づく説明テキストの文脈理解
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概要
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従来より,記号論理などに基づく自然言語の形式意味論として,[1]Montegue意味論,[2]Kampのディスコース表示理論,[3]Barwise&Perryの状況意味論があり,これらの意味論をベースとした自然言語理解システムの研究が国内外で行われてきた.[1]は,真理条件的・モデル理論的意味論であり,高階論理(タイプ理論)と様相論理を融合した内包論理による定式化を行っている.[2]と[3]では,文の意味を解釈前の状況(文脈)と解釈後の状況(文脈)の間の関係とみる文脈論的,状況論的意味論であり,従来の述語論理の他に集合論や代数構造などの道具を用い,独自の形式体系として定式化を行っている.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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