輪郭像による人間上肢の3次元認識
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概要
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将来のマンマシンインタフェースでは人間の身ぶり手振りによりマシンに意志を伝えることが期待される.我々は端緒として人間の手のもつ空間指示能力について評価を進めている.手の動きを利用者に負担を与えず自然に捉えようとするためには画像から3次元的に認識する方法が有利である.本報告ではこのための基本的なアプローチとして以下の手法を提案する.・直交するカメラ系で捉えた2枚の像から輪郭を抽出し,これを直線近似し,直線リストを作る.ここで直線リストの共線性,平行性に着目して群化を行い,平行線分対から決定される軸成分により上腕,前腕および手の位置,向きを決定する.・人間上肢の階層性に対応して輪郭線は階層的な直線リストで表現する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
-
伴野 明
ATR通信システム研究所
-
小林 幸雄
ATR通信システム研究所
-
伴野 明
株式会社atr通信システム研究所
-
小林 幸雄
Nttヒューマンインタフェース研究所
-
栄藤 稔
ATR通信システム研究所
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