V60アーキテクチャを生かした言語処理系
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概要
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32ビット・マイクロプロセッサV60用のソフトウェア開発支援ツール(Cコンパイラ、アセンブラ、リンカ、等)をチップ開発と並行して開発したので報告する。これらのツールはV60のアーキテクチャの様々な特徴を十分に生かすような機能を備えている。たとえば、Cコンパイラでは32本のレジスタの有効利用、パイプラインを考慮した命令列の生成、豊富なアドレシング・モードの中から最適なモードの選択、等を行なっていること、またアセンブラやリンカではV60の記憶保護機構を考慮した機能を有していること、等が挙げられる。また、仮想記憶情報(アドレス変換テーブル、等)を生成するコンフィギュレータも作成した。本稿では様々なツール群の中でも特にクロスCコンパイラに絞って、その機能、実現方法、評価について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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