通信速度の変化に対応した動画像の符号化レートコントロール
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
近年、インターネットが急速に普及し、多くの人がネットワークを利用できるようになった。それにともない、動画像をネットワークを通じてリアルタイムに転送し、表示することへの要求が高まりつつある。しかし、インターネットには多様な通信速度のネットワークが接続されているため、本来の符号化レートで転送することができない場合がある。また、負荷の変化に伴って通信速度が変化するようなネットワークでは、一定のフレームレートで再生できるように転送することは困難である。本稿では、MPEG-1(以下MPEG)のビットストリームを再量子化することにより、符号化レートコントロールを行ない、通信速度の変化に対応する方法を提案する。また、ピクチャを省く処理を組み合わせることにより、通信速度が大きく落ちる場合に対応する方法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-06
著者
-
本田 康弘
三重大学工学部情報工学科
-
鈴木 秀智
三重大学工学部
-
樫尾 次郎
三重大学工学部情報工学科
-
青山 哲
三重大学工学部情報工学科
-
谷 真由美
三重大学工学部情報工学科
-
樫尾 次郎
三重大学工学部
関連論文
- 濃淡画像のセグメンテーションのための領域生成および領域分割手法の比較評価について
- TCPと共存するリアルタイム通信プロトコルRTPのレート制御
- ボトルネック回線の速度向上におけるTCPスループットの簡易推定式
- 学外ネットとのトラフイック計測と評価
- FAX送信票からの文書構成要素の抽出
- 通信速度の変化に対応した動画像の符号化レートコントロール
- 研究室の電子新聞(News Media)を発行して
- 頭部MR断層像とアトラスの非線形位置合わせ法の改良
- 脳アトラスと臨床でのMR断面像との一照合法
- 頭部MRI画像読影支援システムの改良と機能分散について
- 遺伝的アルゴリズムに基づく3次元脳アトラス内でのMRI断層像の断面位置決定法
- 医用画像のレジストレーション技術について
- 研究室ネットワークの構築と運用
- 阪田アルゴリズムを用いた2次元巡回符号の並列的復号法について
- リング再構成機能をもつリング LAN における MAC アドレステストプロトコル
- バイパスおよびリング折返し自動構成制御機能をもつリングLANワイヤリングコンセントレーター
- MACレベル構成制御によるリングLANの縮退および拡張方式
- トークン・リングLAN自動構成制御に於ける二重アドレスの防止方法
- トークン・リングLANの構成制御方式
- 携帯端末ネットの未来は?