ニコチンアミドメチルトランスフェラーゼの分布とブタ肝臓酵素の基本的性質
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概要
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Distribution of nicotinamide methyltransferase (EC 2. 1. 1. 1) was investigated widely with 150 kinds of samples in animals, plants and microorganisms. The enzyme activity was found solely in animals and mostly in mammalian livers. Fundamental properties of nicotinamide methyltransferase in hog liver ex-tract were elucidated: optimum pH for the reaction, 5.0; Km values for nicotinamide and S-adenosyl-L-methionine, 58μM and 41μM, respectively; optimum temperature for the reaction (incubation period: 1 hr), 42℃; activation energy, 10,060cal/mol; inhibitors, heavy metal ions and N^1_methylnicotinamide (pro-duct inhibition, 50% at 30μM). The relationship among nicotinarnide methyltransferase, nicotinate methyltransferase (EC 2. 1. 1. 7) and nicotinamidase (EC 3. 5. 1. 19) in nature was discussed.
- 日本ビタミン学会の論文
- 1988-10-25
著者
-
田口 寛
三重大院・生資・分子細胞生物学
-
田口 寛
三重大学生物資源学部生命科学科
-
奥村 克純
三重大学生物資源学部生物圏生命科学科
-
武藤 秀弥
三重大学生物資源学部生物化学分野
-
嶋林 幸英
三重大学生物資源学部生物化学分野
-
稲森 国勝
三重大学生物資源学部生物化学分野
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