タネの大きさと幼植物のN量
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概要
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タネが大きいほど 胚乳のN とくに グルテリンのかたちのNがおおい。タネが大きいほど 発芽の過程で 胚乳から胚へ動く Nがおおく, できた幼植物のN量がおおい。胚乳から胚へ動くNがおおいときに 動いたNは まず幼胚軸に集積する。タネの大きさと発芽力との関係はしらべた人によってちがっていてはっきりしないが, タネが大きいほど できた幼植物は大きい。それでは なぜ タネが大きいほど 幼植物が大きくなるのだろうか。この点をあきらかにするために 親からもらったタネの貯蔵物質 (ここではNをしらべた)が 幼植物のどこへどのくらい動くのか また その動きが タネの大きさによって どのようにかわるのかしらべてみた。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1963-04-25
著者
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