ブナ林, マダケ林およびドイツトウヒ林の土壌動物の現存量と落葉の分解(粉砕)にはたす役割

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概要

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京都大学芦生演習林内のブナ天然林, マダケおよびドイツトウヒ人工林の落葉層・土壌中の土壌動物の個体数, 現存量を調べた。現存量はマダケ林で4,679.9mg/m^2,ドイツトウヒ林で3,339.4mg, ブナ天然林で1,799.4mgで, ミミズ, ヤスデ類の重量が大きい。地表に堆積する落葉層量と食植性および捕食性動物のカロリー比を調べてみた。MACFADYEN, A.その他の土壌動物の摂食量調査のデーターを利用して, 生息していた土壌動物の摂食量を計算すると, 7月1ヵ月間に, マダケ林で13,002〜17,645cal, ドイツトウヒ林で20,638〜28,007cal, ブナ天然林で2,968〜4,028calを摂食することになり, これは3.7〜5.0g, 5.8〜7.9g, 0.8〜1.0gの落葉に相当する。
1967-08-25

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