循環路網の評価手法としてのα指数、β指標の関係と路網との関連
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概要
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路網の発達度を示す指標として従来提示されているα指数とβ指標にはα=50(β一1)の関係があることが確かめられた。実際のα指数は上式よりも&irtri;α=2%以内の範囲で大きいが, この式を用いてα指数とβ指標を近似的に相互に換算することができる。理論的にはα≧0またはβ≧1になると循環路が形成されるとされているが, 栃木県下民有林林道を対象に計測を行った結果, これを路網密度に換算すると12m/ha以上に相当し, 循環路網の完成とみなしうるα=25%となるには, 路網密度が少なくとも23m/ha以上必要であることが予測された。
- 日本森林学会の論文
- 1992-05-01
著者
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