荒廃山地における森林の成長が蒸発散量に及ぼす影響
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概要
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This study deals with an examination of how evapotranspiration is influenced by the growth of forest of an erosion control planting on mountain land which was denuded. The object of the analysis was the Ananomiya Basin of the Tokyo University Forest in Aichi Prefecture, with hydrometeorological samples from 1930 to 1979. When evapotranspiration was estimated by using this data, a runoff model created by the author for the long term was used. The above-described data for 50 years were divided into ten periods ; the evapotranspiration in the respective periods was estimated, and then the relationship of the evapotranspiration to the growth of the forest was studied. It showed the evapotranspiration increased gradually with the growth of the forest, and it showed that the maximum value was in the 4th class of forest age. Afterwards the evapotranspiration decreased gradually in the 5th age class, and then it decended to the initial level time in the 6th age class. Furthermore, when the same investigation was conducted for the Higashiyama Basin in this University Forest, the 5th and 6th age classes had the maximum evapotranspiration. It decreased gradually in the 7th age class, and reached its lowest value in the 8th and 9th age classes. Thereafter, it kept this level with increasing age.
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1990-11-01
著者
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