情報組織化の基盤としてのファセット分類法 : BC2を例として(特集:インデクシングを考える)
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概要
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主題情報の組織化のために,私たちはNDC,DDC,LCのような分類法を使っている。また事後対応づけ索引としてさまざまなシソーラスが使われている。しかし,これらの分類表と統制語彙集を構築する理念には一貫性がなく,機械検索に対応する必要かつ十分な情報組織化の道具であるとは決して言い難い。この論文では,情報組織化のためにファセット理論が如何に重要であるかを,BC2を例として記述する。BC2はファセット理論によって構築されたシステマチックな分類表であるが,その表はシソーラス構築の基盤としても応用されることを暗に示唆する。
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1993-09-01
著者
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- 情報組織化の基盤としてのファセット分類法 : BC2を例として(特集:インデクシングを考える)
- 監修 宮川隆泰,鈴木茂樹,鈴木登雄,福島芳直,井上孝,白岩謙一,篠田達郎 情報戦略 : 知って得するDB利用のテクニック, テレメディア株式会社発行, 1990.9, B6, 222p., \2,500, (税含む)
- 座談会 : 分類を考える
- 集中討論:統制語は生き残れるか : 分類/シソーラス/Indexing部会メンバーによる座談会 (統制索引語に未来はあるか?)