UDCに関わる諸問題(<特集>ドキュメンテーションの現在)
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概要
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現代図書館分類法は,ファセット分析の手法を内包した,ファセット分類法を指向すべきであると,私は考える。ファセット分類法理論によると,諸学問分野内に共通して見つけられるファセットは,事物-種類-部分-材料-特性-過程-操作-作用因-空間-時間であり,複合主題に対応する番号を構築するためには,この標準的な順序で引用されるべきであると考えられている。UDCは現在,ファセット分類の手法を果敢に取り入れて,改定の途上にある。諸ファセット間の合成は,ハイフン固有補助標数によって、番号構築が今後,行われると考えられ,将来像が期待される。
- 2003-06-01
著者
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- 監修 宮川隆泰,鈴木茂樹,鈴木登雄,福島芳直,井上孝,白岩謙一,篠田達郎 情報戦略 : 知って得するDB利用のテクニック, テレメディア株式会社発行, 1990.9, B6, 222p., \2,500, (税含む)
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