繰り返す肺膿瘍にて発見された肺葉外肺分画症の1成人例

元データ 2000-11-25 日本呼吸器内視鏡学会

概要

症例は46歳, 女性。生後より13歳まで肺炎を繰り返していた。その後左下葉の肺膿瘍にて2度の入院加療歴があり, 肺膿瘍を繰り返すため根治治療を希望し, 1999年7月当院呼吸器科紹介入院となった。大動脈造影では腹腔動脈から肺内の嚢胞部へ流入する血管を認めた。環流静脈が不明なため腹腔動脈に造影剤を注入しながら胸部CTを行ったところ, 正常肺に戻り, 肺静脈を介して左房へ灌流する血流が認められた。開胸術を施行, 肺外に左下葉肺底部と横隔膜にはさまれた分画肺を認め, 本例は肺葉外肺分画症と診断された。成人例で有症状で発見される肺葉外肺分画症は稀であり, 文献的考察を加えて報告する。

著者

河崎 雄司 国立療養所松江病院
矢野 修一 国立療養所松江病院
中井 勲 国立療養所松江病院
福田 幹久 国立療養所肺癌研究会
徳島 武 国立療養所松江病院
河崎 雄司 国立療養所松江病院呼吸器科
小林 賀奈子 国立療養所松江病院呼吸器科
中野 博子 国立療養所松江病院呼吸器科
三上 真顕 国立療養所松江病院呼吸器科
三上 真顯 国立療養所松江病院呼吸器科
伊藤 則正 国立療養所松江病院外科
福田 幹久 国立病院機構松江病院外科
三上 真顯 国立療養所松江病院
小林 賀奈子 独立行政法人国立病院機構松江医療センター
福田 幹久 国立療養所松江病院呼吸器外科
伊藤 則正 鳥取大学医学部器官制御外科学講座器官再生外科学分野

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