離散的ソレノイダル場の流束補間法の磁力線および荷電粒子軌道可視化への応用

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概要

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数値シミュレーションで得られる離散的磁場データから磁力線を可視化する時、通常はそのデータに対し線形補間し力線追跡が行われる。しかしこの場合磁場のソレノイダル性が保持されない。我々は、これまでにソレノイダル性を満たす補間方法を提案してきた。この方法を用いると、その様な磁場中で荷電粒子軌道を計算する時、粒子の断熱不変量保存則も満たされるが、この方法は線形補間に比べてはるかに大きい計算時間を要するため、それが実際のデータへの適用時の大きな障害になっていた。本稿では、この方法を高速化のために修正し、プラズマシミュレーションデータに適用し磁力線と粒子軌道の可視化を行う。この方法は他の一般的なソレノイダル場シミュレーションにも適用できる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-12-21

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