磁気流体力学シミュレーションにおける衝撃波の検出手法 (<特集>コンピュータグラフィクスの新展開)
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概要
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流体力学および磁気流体力学の数値シミュレーションにおいて衝撃波を可視化する方法が提案される. 本可視化方法では, 多次元数値シミュレーションにおいて求められる場のデータにおいて, 複数の波面を同時追跡し, それら波面を合成することにより衝撃波可視化が行われる. これは一次元衝撃波管問題でよく用いられる特性曲線理論を多次元数値流体シミュレーションへ拡張適用するための一手法と考えてよい. 特に, 本方法は磁気流体力学シミュレーションに対して効果的に適用できる. 本論文では磁気流体力学衝撃波問題の一例として高速磁気再結合問題の二次元数値シミュレーションを取り上げ, 従来から行われているランキンユゴニオ式を用いた衝撃波判定解析法との比較を行い, 本可視化方法の有効性を示す.
- 2001-05-15
著者
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