並列二次記憶における動的アクセス分散による負荷の平滑化
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概要
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超並列計算機で実行されるアプリケーションの多くは大量のデータを使用するものであり,超並列計算機には大規模な二次記憶を有することが要求される。また、超並列計算機ではプロセッサから二次記憶に対して多数のアクセス要求が同時に発生するため、これらを多数の二次記億装置で並列に処理できる能力も必要である。このように膨大な記憶資源を有効に利用し、アクセスの並列度を高めるためには、二次記億装置全体の稼働率を高めることが重要な課題である。本論文では、プロセッサからの多数のアクセス要求を各二次記億装置の負荷に応じて動的に分散し、アクセスの並列度を向上する手法DECODE(Dynamic Express Changing Of Data Entry)を提案し,ソフトシミュレーションによりアクセス性能を評価する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1995-06-23
著者
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北村 徹
Rwcp超並列三洋研究室
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清水 雅久
Rwcp超並列三洋研究室
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大上 靖弘
RWCP超並列三洋研究室
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大西 一正
RWCP超並列三洋研究室
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大上 靖弘
三洋電機株式会社技術開発本部
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大上 靖弘
三洋電機 技術開発本部
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