並列二次記憶における負荷分散の一手法とその評価
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概要
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超並列計算機では大量のデータ処理をともなう複数のプロセスが同時並行的に実行され, 複数のプロセッサから二次記憶装置に対して多数のアクセス要求が同時に発生する. したがって二次記憶装置としては多数のディスク装置からなる大規模な並列ディスクシステムが利用される. このようなシステムでは大量のデータの同時並行アクセスが頻繁に生じることから, ディスクシステムの有効利用を図るためには, 各ディスクに対するアクセス負荷の分散を図り, 各ディスクの稼働率を高めることが重要である. 本論文では, 負荷状況に応じて動的にデータの書き込み位置を決定することにより, 各ディスクに対する効率的な負荷分散を可能とする並列ファイルアクセス方式DECODE(Dynamic Express Changing Of Data Entry)を提案する. そして本方式の基本アルゴリズムについて, 種々のアクセス条件でソフトウェアシミュレーションによる性能評価を行い, 従来方式と比較することにより本手法による負荷分散の有効性を検証した.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1997-07-15
著者
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北村 徹
Rwcp超並列三洋研究室
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清水 雅久
Rwcp超並列三洋研究室
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大上 靖弘
RWCP超並列三洋研究室
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大西 一正
RWCP超並列三洋研究室
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大上 靖弘
三洋電機株式会社技術開発本部
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大上 靖弘
三洋電機 技術開発本部
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