ソフトウエア制御オンチップメモリ向け自動最適化アルゴリズムとその初期評価
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概要
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近年深刻化しているプロセッサとメモリの性能格差の問題に対応するため,チップ上にソフトウエア制御可能なメモリを搭載することで性能向上を図るメモリアーキテクチャが提案されている.本稿では,そのようなメモリアーキテクチャの一つであるSCIMA(Software Controlled Integrated Memory Architecture)において,コンパイラによってオンチップメモリを自動的に用いて最適化を行うアルゴリズムについて検討し,初期評価を行った.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-01-31
著者
-
中村 宏
東京大学 先端科学技術研究センター
-
近藤 正章
東京大学 先端科学技術研究センター
-
藤田 元信
東京大学先端科学技術研究センター
-
藤田 元信
東京大学 先端科学技術研究センター
-
家田 正孝
東京大学 先端科学技術研究センター
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