脆弱性の動的検知機能との連携を考慮した構造化例外処理の設計
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概要
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ウィルスやハッカーなどによる計算機を狙った攻撃への対策が, あらゆる分野で検討されている.言語処理系の分野における対策は大きく2つに分類でき, 一方は攻撃を静的に検知し, もう一方は動的に検知する.本発表では, 動的に検知した攻撃に対処するルーチンを構造化例外処理を使って記述する方法について検討し, 動的検知と連携可能な構造化例外処理の実装方針を示す.従来の動的検知の実装では, 問題を検知した際に実行できる動作が, コアファイルの出力など, 言語処理系が提供する動作に限られていたが, 本発表で提案する手法によれば, 問題に対処するルーチンをソースコード上に記述可能になる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-10-15
著者
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